『イッツ・インポッシブル(愛の夢)+2』/ペリー・コモ It's Impossible +2/Perry Como

フランク・シナトラ Frank Sinatra SSJ Presents CD

sinatra society of japan

Frank Sinatra フランク・シナトラ

スタンダード・ヴォーカル、ジャズ・ヴォーカルのトップ・スター=フランク・ シナトラ。
シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン(Sinatra Society of Japan)は、 1981年12月13日、
シナトラの67歳の誕生日の前日、 つまりアメリカ時間で当日に、 熱心なシナトラ・ファン4人によって設立されました。

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TOPSinatra Society of Japan presentsスタンダード・ヴォーカル・アルバムの復刻・発掘>『イッツ・インポッシブル(愛の夢)+2』 / ペリー・コモ

『イッツ・インポッシブル(愛の夢)+2』/
ペリー・コモ
It's Impossible +2/
Perry Como
特別価格
(XQAM-1013)
RCA 原盤 ⇒ BMG
1970/67年録音 日本初CD化
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   ペリー・コモ1970年代最大のヒット「イッツ・インポッシブル」を冠した人気アルバムを35年ぶりに復刻。「雨にぬれても」「サムシング」「遥かなる影」ほか、当時のヒット曲をコモ独特のハート・ウォーミングな歌でカバーしているが、加えて珍しいシングル・リリースを2曲追録した。発表当時以来のリリース、初のCD化である。 
 


1. It's Impossible/イッツ・インポッシブル(愛の夢)  >>試聴
2. Raindrops Keep Fallin' on My Head/雨にぬれても>>試聴
3. Something/サムシング>>試聴
4. Snowbird/スノーバード>>試聴
5. A House Is Not a Home/ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム>>試聴
6. Everybody Is Looking for an Answer/愛の惑い>>試聴
7. El Condor Pasa/コンドルは飛んで行く>>試聴
8. (They Long to Be) Close to You/クロース・トゥ・ユー(遥かなる影)>>試聴
9. I Think I Love You/悲しき初恋>>試聴
10. We've Only Just Begun/愛のプレリュード>>試聴
11. What Love Is Made of/ホワット・ラヴ・イズ・メイド・オブ (ボーナス・トラック)>>試聴
12. Yo Made It That Way/ユー・メイド・イット・ザット・ウェイ (ボーナス・トラック/モノラル)>>試聴

  編曲:マーティ・マニング、ニック・ペリート、ドン・コスタ、リチャード・パロンビ、キャム・マリンズ

 

『イッツ・インポッシブル(愛の夢)』は、1970年代に入ってペリー・コモが発表した2枚目のアルバムである。タイトル曲の「イッツ・インポッシブル(愛の夢)」はメキシコの優れたメロディー・メイカー=カナーチェ・アルマンド・マンサネロの作品で、アメリカではペリー・コモが歌い、1970年11月14日にビルボード・チャートに顔を出し、最高10位につける大ヒットを記録した。コモがトップ10入りを果たしのは1958年の「キューピー・ドール」の6位以来のことである。

 ヒット曲が生まれるとその曲を中心にアルバムが作られるということはよくあるが、この場合も草々に企画が持ち上がり、急遽(2)〜(9) がレコーディングされて、12月にリリースされた。これら9曲のレコーディング・データを見ると、アルバムの発売までの創作や作業がいかに慌しかったかが推察できる。

  (1)はこの年の5月5日と6日にニューヨークのRCAスタジオで通常に行われたが、(2)〜(4)は11月23日、(5)〜(7) は11月24日、(8)〜(10) は11月25日で、ロケーションはいずれもラスヴェガスのヒルトン・インターナショナル・ホテルである。このホテルではこの年の6月にコモにとって久々のライヴ出演があり、その際に初のライヴ盤『イン・パーソン』(LSPX-1001)を収録した。11月のこの時期に再度このホテルに出演していたため、ロスあるいはニューヨークでレコーディングする時間的余裕はなく、このホテルのステージを借りてレコーディングすることにした。コモと関係者の熱意と努力の甲斐あって、アルバム『イッツ・インポッシブル(愛の夢)』(LSP-4473)は、翌71年1月16日付でアルバム・チャートインして最高22位まで上昇した。22位は1960年のクリスマス・アルバム『シーズンズ・グリーティングス』(LSP-2066)以来のことである。

 同じインターナショナル・ホテルでの録音とはいえ目的が違うので、スタンダードや歌い込んできたおなじみの曲中心だった6月のステージに対し、11月は当時のヒット曲、佳曲のカバーになっている。B・J・トーマスの「雨にぬれても」、ジョージ・ハリスンの「サムシング」、ポール・サイモンの「コンドルは飛んで行く」等々、特定のシンガーのイメージと強く結びついている曲に敢えて挑戦したわけだが、どの曲もコモ節ともいえる独特のスムースなフレージングとウォームなパーソナリティーに包まれたペリー・コモだけが持つ世界を創り上げておリ、どの曲も彼のために作られたと思わせてしまうところは流石である。

 日本では1971年早々に発売されたが、当時はLP1枚に10曲では抵抗があったのか、1969年のヒット「シアトル」と「共にいつまでも(Together Forever)」を追録し、曲順に多少変更が加えられ、ジャケットも若干細工されていた。今回のCD化はそれ以来のリリースだから、35年ぶりということになる。米オリジナル盤通りに10曲を並べ、そのあとに珍しい録音を2曲配した。これらは1967年にシングル盤(47-9356)として発表されたものだが、『イッツ・インポッシブル(愛の夢)』のオリジナルLPと同時にリリースされた8トラック・テープ(P8S-1687)に追録されていた。



【 曲目 】

(1)イッツ・インポッシブル(愛の夢)
ペリー・コモ、1970年代最大のヒット。ビルボードの10位まで上昇し、アダルト・コンテンポラリー・チャートではトップに立った。カナーチェ・アルマンド・マンサネロが作詞・作曲したメキシコの歌で、シド・ウェインが英詞を書いた。トニー・ベネットがヒットさせコモもレコーディングしている「雨のつぶやき(Yesterday I Heard the Rain)」もマンサネロの作品。ここでは1970年5月6日のテークが使われているようだ。ピアノは名手ディック・ハイマン、フェンダー・ベースはロン・カーター。編曲・指揮はマーティ・マニング。。

(2)雨にぬれても
1960年代から1970年代にかけて一世を風靡したハル・デイヴィッド(作詞)とバート・バカラック(作曲)のコンビによる1969年の作品。映画『明日に向かって撃て!』でB・J(ビリー・ジョー)・トーマスが歌い、アカデミー主題歌賞を受賞した。1970年11月23日の録音。編曲・指揮はニック・ペリート。B・J・トーマスのセプター盤がビルボード・チャートのトップに立ち、ミリオンセラーとなった。

(3)サムシング

1969年にジョージ・ハリスンが作詞・作曲。彼の作品では翌70年の「マイ・スイート・ロード」と並ぶ大ヒット・テューン。ビートルズのアップル盤で紹介され、ビルボード・チャートの3位まで上昇した。1970年11月23日の録音。編曲はドン・コスタ、指揮はニック・ペリート。

(4)スノーバード
1970年にジーン・マクレランが作詞・作曲した清々としたナンバーで、アン・マレイのキャピトル盤がビルボード・チャートの8位につけ、ミリオンセラーとなった。1970年11月23日録音。編曲はドン・コスタ、指揮はニック・ペリート。

(5)ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム
1964年にハル・デイヴィッドが作詞、バート・バカラック作曲した作品で、ディオンヌ・ウォーウィックのセプター盤がビルボード・チャートの71位にランクされた。1970年11月24日の録音。編曲はドン・コスタ、指揮はニック・ペリート。

(6)愛の惑い
エヴァンジェリン・シーウォードが作詞作曲したナンバー。1970年11月24日の録音。編曲はドン・コスタ、指揮はニック・ペリート。

(7)コンドルは飛んで行く
18世紀に作られたペルーの民謡を1916年にダニエル・アロミアス・ロブレスが採譜し、ポール・サイモンが英詞をつけた。サイモン&ガーファンクルのコロンビア盤がビルボード・チャートの18位まで上昇。1970年11月24日の録音。編曲はドン・コスタ、指揮はニック・ペリート。

(8)クロース・トゥ・ユー(遥かなる影)

これもハル・デイヴィッドとバート・バカラック、1963年の作品。1970年になってカーペンターズのA&M盤でヒットし、ビルボード・チャートの#1ソングとなりミリオンセラーとなった。1970年11月25日の録音。編曲はドン・コスタ、指揮はニック・ペリート。

(9)悲しき初恋
トニー・ロメオが1970年に発表した作品。同年にデイヴィッド・キャシディをリーダーとするパートリッジ・ファミリーのベル盤がビルボード・チャートのトップに立ち、ミリオンセラーとなった。1970年11月25日の録音。編曲はリチャード・パロンビ、指揮はニック・ペリート。

(10)愛のプレリュード
ハル・デイヴィッドとバート・バカラック、1963年の作品。1970年にカーペンターズのA&M盤がビルボード・チャートの2位にランクされ、ミリオンセラーとなった。1970年11月25日の録音。編曲はドン・コスタ、指揮はニック・ペリート。

(11)ホワット・ラヴ・イズ・メイド・オブ
ポール・ヴァンス、ジャック・シーガル、エディ・スナイダーが共作した作品。コモは1967年2月15日と6月1日にレコーディングしているが、今回のリリースは後者。

(12)ユー・メイド・イット・ザット・ウェイ
ドウェイン・ブラックウェルとラニ・ブラックウェルが共作した作品。1967年8月22日の録音。編曲はキャム・マリンズ。(11) とのカップリングでシングル・リリースされた。このトラックのみモノ録音。



(2006年11月19日 三具保夫)
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