『アフターソーツ』/オードリー・モリス』/
オードリー・モリス Afterthoughts/Audrey Morris 

フランク・シナトラ Frank Sinatra SSJ Presents CD

sinatra society of japan

Frank Sinatra フランク・シナトラ

スタンダード・ヴォーカル、ジャズ・ヴォーカルのトップ・スター=フランク・ シナトラ。
シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン(Sinatra Society of Japan)は、 1981年12月13日、
シナトラの67歳の誕生日の前日、 つまりアメリカ時間で当日に、 熱心なシナトラ・ファン4人によって設立されました。

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sinatra society of japan
TOPSinatra Society of Japan presentsスタンダード・ヴォーカル・アルバムの復刻・発掘>『ヤング・アット・ハート+1/アンディ・ウィリアムズ』

『ヤング・アット・ハート+1』/
アンディ・ウィリアムズ
Young at Heart + 1/
Andy Williams
\2100 (XQAM-1053) 原盤: Interplay
録音:circa1960年 世界初CD化
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アンディ・ウィリアムズ vs ハンク・ジョーンズという驚きの顔合わせ。アンディ最初期のラジオ音源をCD化。
意外や(?)、アンディのジャズ・ヴォーカル感が快い。
 


1 .Opening/オープニング    >>試聴
2. You Stepped Out of a Dream/ユー・ステップト・アウト・オブ・ア・ドリーム  >>試聴
3. Young at Heart/ヤング・アット・ハート  >>試聴

4. Zing Went the Strings of My Heart/ジング・ウェント・ザ・ストリングス・オブ・マイ・ハート  >>試聴

5. I Didn't Know What Time It Was/時さえも忘れ  >>試聴

6. Playing the Field/プレイング・ザ・フィールド  >>試聴
7. Do Do Do/ドゥー・ドゥー・ドゥー  >>試聴
8. Spring Is Here/スプリング・イズ・ヒア  >>試聴

9. You Are My Lucky Star/ユー・アー・マイ・ラッキー・スター  >>試聴

10. It's So Peaceful in the Country/イッツ・ソー・ピースフル・イン・ザ・カントリー  >>試聴
11. You'd Be So Nice to Come Home to/ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ  >>試聴
12. Stars Fell on Alabama/アラバマに星降りて  >>試聴
13. Jeepers Creepers/ジーパーズ・クリーパーズ  >>試聴
14. I've Got You Under My Skin/アイヴ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン  >>試聴
15. Something's Gotta Give/サムシングズ・ガッタ・ギヴ  >>試聴
16. An Old Piano Plays the Blues/アン・オールド・ピアノ・プレイズ・ザ・ブルース  >>試聴
17. Bye Bye Blackbird/バイ・バイ・ブラックバード  >>試聴

18. Easy to Love/イージー・トゥ・ラヴ  >>試聴

19. It Had to Be You/イット・ハッド・トゥ・ビー・ユー  >>試聴
20. But Not for Me/バット・ナット・フォー・ミー  >>試聴
21. Lucky Day/ラッキー・デイ  >>試聴
22. A Romantic Guy, I/ア・ロマンティック・ガイ、アイ  >>試聴
23. More Than You Know/モア・ザン・ユー・ノウ  >>試聴
24. The Girl Next Door/ザ・ガール・ネクスト・ドア  >>試聴
25. Closing/クロージング  >>試聴
26. Mademoiselle de Paris/パリのお嬢さん (ボーナス・トラック)  >>試聴

 

           アンディ・ウィリアムズとハンク・ジョーンズが共演していた!

 アンディ・ウィリアムズをひとことで紹介するなら、「映画音楽を中心にフル・ストリングスでバラードをドリーミーに歌うスタンダード・ヴォーカル界のスーパースター」ということになろう。しかしこのような位置づけが当てはまるのは1961年にメジャーのコロンビアの専属になってからのことで、それ以前の本作からは相当に違った印象を受ける。
 今回リリースされる24曲はNational Guard(米国の州兵)のリクルートを目的としたラジオ番組用のオリジナル録音である。ラジオで放送するためのレコードはトランスクリプション・ディスクと呼ばれ、内容的には市販レコードを流用したものも多く、ラジオ用に録音したものでも市販レコードと同じかほぼ同じアレンジを使うことも多い。しかし、中にはコマーシャル録音では聴けないレパートリー、楽器編成、共演者、アレンジということもあり、本作の24曲中23曲はまさにこのスペシャル・ケース、つまりオリジナル録音である。よってアンディのファンには見逃せないし、大半がコマーシャル録音を残していない曲であることも魅力だ。バックがジャズ・ミュージシャンによるカルテット、しかもリーダーがハンク・ジョーンズとくればさらに多くのファンにとっても気になる存在となるはずだ。

                 ジャズを歌う(?)アンディ・ウィリアムズ

 アンディにはジャズを歌えないということが常識(?)になっている。しかし、このアルバムで聴かれる歌は純粋なジャズ・ヴォーカルとはいえないまでも、ジャズの影響を受けたアプローチであることは間違いない。フランク・シナトラやペリー・コモ的、つまりjazz-influenced vocalsということである。
 1927年に生まれたアンディの初レコーディングは3人の兄とウィリアムズ・ブラザースを組んでいた1944年で、ビング・クロスビーのミリオンセラー「星にスイング」のバック・コーラスをつとめたときである。1960年の時点でプロとしてすでに15年余りのキャリアを有し、ポピュラー・ヴォーカルにジャズ的なフレージングが濃厚にふくまれていた1940〜1950年代の音楽シーンを直接体験していたわけで、ここで聴かれるようにメロディーを崩したイントネーションやリズムへの乗り、そしていつも以上にレイドバックした歌い方にははっきりとジャズの影響を聴くことができる。

                        本アルバムのソース

 本アルバムのソースについて記しておこう。@〜 はThe National Guard Showという2枚の16インチLPのうちの1枚(片面に6曲構成の15分番組を2本ずつ、両面で4本を収録。具体的には5〜8回目の放送分)から収録したが、「イージー・トゥ・ラヴ」は#6と#8に重複収録されているので、12インチ・アルバムYour National Guard Musical Variety Showに1曲だけ入っているアンディのトラック「パリのお嬢さん」を追録した。
 なお、アンディとハンクは、The National Guard Showの16インチLP2枚計4面の番組8本の(重複4曲を除いた)44曲のほかにも、毎年夏のシーズンにCBSテレビで放映されていた『アンディ・ウィリアムズ・ショウ』での共演がある。このTVショウが大ブレークするのはアンディが1961年にコロンビア・レコードと契約し、1962年からNBCに移ってウィークリー化されてからで、そのころまでにアンディはロサンゼルスへ移り、ハンクはニューヨークにとどまってCBSテレビのスタッフ・ピアニストとなったため、その後ふたりが共演することはなかった(と思われる)。

                        曲目解説

(1)オープニング
アンディが「“ハワイの結婚の歌”は去年の話」と云っているから、このショウが録音されたのは1960年ということになる。

(2)ユー・ステップト・アウト・オブ・ア・ドリーム
1940年にガス・カーンが作詞、ナシオ・ハーブ・ブラウンが作曲して、翌年の映画『美人劇場』でトニー・マーティンが歌った。アンディの歌は冒頭から軽やかにして快調だ。

(3)ヤング・アット・ハート
ジョニー・リチャーズが1939年に書いたメロディー「ムーンビーム」にキャロリン・リーが歌詞をつけて1954年に出版された。フランク・シナトラのキャピトル盤が大ヒット。

(4)ジング・ウェント・ザ・ストリングス・オブ・マイ・ハート
1935年にジェイムス・ハンリーが作詞作曲して、レヴュー『サムズ・アップ』で紹介され、映画『リッスン・ダーリン』(1938・日本劇場未公開)でジュディ・ガーランドが歌い、彼女の代表的ナンバーのひとつとなった。

(5)時さえも忘れ
1939年にロレンツ・ハートが作詞、リチャード・ロジャースが作曲して、ブロードウェイ・ミュージシャン『トゥー・メニー・ガールズ』で紹介された。

(6)プレイング・ザ・フィールド
アンディがブレークするきっかけをつくった恩人のひとりスティーヴ・アレン1956年の作品。 アンディはアレンの作品集(ケイデンス・1956)で歌っているが、今回のほうがはるかにこなれている。

(7)ドゥー・ドゥー・ドゥー
1926年にアイラ・ガーシュインが作詞、ジョージ・ガーシュインが作曲して、ブロードウェイ・ミュージカルの『オー、ケイ!』で紹介され、その後も何度かミュージカル映画に使われた。

(8)スプリング・イズ・ヒア
これもロレンツ・ハートとリチャード・ロジャースの作品。1938年のブロードウェイ・ミュージカル『アイ・マリード・アン・エンジェル』で紹介された。

(9)ユー・アー・マイ・ラッキー・スター
アーサー・フリードが作詞、ナシオ・ハーブ・ブラウンが作曲して、ミュージカル映画『踊るブロードウェイ』(1935)でフランセス・ラングフォードが歌い、1953年のミュージカル映画『雨に唄えば』ではジーン・ケリーとデビー・レイノルズが歌った。

(10)イッツ・ソー・ピースフル・イン・ザ・カントリー
アレック・ワイルダー、1941年の作品。しみじみと落ち着いた作品で、バラードを得意とするアンディだけに聴き応え十分。

(11)ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
コール・ポーターが1942年に作詞作曲して、ミュージカル映画『サムシング・トゥ・シャウト・アバウト』(1943・日本劇場未公開)で歌われ、アカデミー主題歌賞にノミネートされた。アンディは歌詞を変えたり省略しながら、軽快な乗りでスウィングする。

(12)アラバマに星降りて
1934年にミッチェル・パリッシュが作詞、フランク・パーキンスが作曲した。ジャック・ティーガデンの当たり曲として名高い。

(13)ジーパーズ・クリーパーズ
1938年にジョニー・マーサーが作詞、ハリー・ウォーレンが作曲して、映画『ゴーイング・プレイセズ』(日本劇場未公開)でルイ・アームストロングが歌って、アカデミー主題歌賞にノミネートされた。

(14)アイヴ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン
コール・ポーターが作詞作曲して、ミュージカル映画『踊るアメリカ艦隊』で紹介され、1936年度のアカデミー主題歌賞にノミネートされた。控えめながらハンクのバッキングが印象的。

(15)サムシングズ・ガッタ・ギヴ
ジョニー・マーサーが作詞・作曲し、1955年のミュージカル映画『足ながおじさん』でフレッド・アステアが歌って、アカデミー主題歌賞にノミネートされた。

(16)アン・オールド・ピアノ・プレイズ・ザ・ブルース
1948年にスティーヴ・アレンが作詞作曲したが、のちにドン・ジョージが若干歌詞を書き変えた、ブルージーでレイジーなナンバー。アンディはスティーヴ・アレン作品集で歌っていた。

(17)バイ・バイ・ブラックバード
1926年にモート・ディクソンが作詞、レイ・ヘンダーソンが作曲した。ヴォードヴィルからブロードウェイやラジオ、映画へと進出し、1930年代を中心に人気のあったエディ・キャンターの当たり曲。

(18)イージー・トゥ・ラヴ
コール・ポーターの作詞作曲。1936年のミュージカル映画『踊るアメリカ艦隊』で歌ったのはあのジェイムス・ステュアート。

(19)イット・ハッド・トゥ・ビー・ユー
1924年にガス・カーンが作詞し、アイシャム・ジョーンズが作曲して、アイシャム・ジョーンズ楽団が紹介した。本来はしっとりとしたバラードだが、チャチャチャで歌うところが面白い。

(20)バット・ナット・フォー・ミー
1930年にアイラ・ガーシュインが作詞、ジョージ・ガーシュインが作曲して、ブロードウェイ・ミュージカル『ガール・クレイジー』でジンジャー・ロジャースが紹介し、1943年の映画化(日本劇場未公開)ではジュディ・ガーランドが歌った。

(21)ラッキー・デイ
1926年にB・G・デ・シルヴァとルー・ブラウンが作詞、レイ・ヘンダーソンが作曲して、レヴュー『ジョージ・ホワイツ・スキャンダルズ・オブ・1926』で紹介された。

(22)ア・ロマンティック・ガイ、アイ
デル・シャーバット、リチャード・ユール、フランク・H・スタントンが共作した1941年の歌。1955年に始まった人気TVシリーズ『ボブ・カミングス・ショウ』のテーマ曲に採用されたが、今歌う人はまずいない。

(23)モア・ザン・ユー・ノウ
1929年にビリー・ローズとエドワード・エリスクが作詞、ヴィンセント・ユーマンスが作曲して、ブロードウェイ・ミュージカル『グレイト・デイ』で歌われた。

(24)ザ・ガール・ネクスト・ドア ラルフ・ブレインとヒュー・マーティンが共作して、1944年のミュージカル映画『若草の頃』でジュディ・ガーランドが歌った。そのときはもちろん「ザ・ボーイ・ネクスト・ドア」。

25クロージング
ここまでがThe National Guard Show。ハンクが彼らしいスウィンギーで小気味よいソロでショウを閉じる。

(26)パリのお嬢さん
1948年にアンリ・コンテが作詞、ポール・デュランが作曲したシャンソンで、映画『シャンゼリゼのスキャンダル』でジャクリーヌ・フランソワが歌い、同年ミッチェル・パリッシュが英詞を書いた。アンディはパリで録音されたケイデンス・レコードへのラスト・アルバム『アンダー・パリス・スカイズ』(1960)で吹き込んだときのアレンジをベースに歌っている。

(2011.10.12.  三具 保夫)

パーソネル:
   アンディ・ウィリアムズ(vo)、ハンク・ジョーンズ(p, 1 - 25)、
   マンデル・ロウ(g, 1 – 6 & 13 -25)、バリー・ガルブレイス(g, 7 - 12)、
   エディ・サフランスキー(b, 1 - 25)、ボビー・ローゼンガーデン(ds, 1 - 25)

録音:Circa1960年/ニューヨーク

原盤:The National Guard Show  
          #5:19 -24  #6:1 - 6, 18  #7:7 - 12  #8:13 – 18, 25

 



 

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