『ターン・ミー・ルース』/ダイアン・ハブカ I Like It Here/Eden Atwood Live In Tokyo + 1Eden Atwood

フランク・シナトラ Frank Sinatra SSJ Presents CD

        
sinatra society of japan

Frank Sinatra フランク・シナトラ

スタンダード・ヴォーカル、ジャズ・ヴォーカルのトップ・スター=フランク・ シナトラ。
シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン(Sinatra Society of Japan)は、 1981年12月13日、
シナトラの67歳の誕生日の前日、 つまりアメリカ時間で当日に、 熱心なシナトラ・ファン4人によって設立されました。

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sinatra society of japan
TOPSinatra Society of Japan presents新録音シリーズ>『カリフォルニアより愛をこめて』/SSJオールスターズ

『カリフォルニアより愛をこめて』/
SSJオールスターズ

スー・レイニー、ピンキー・ウィンターズ、クリスチャン・ジェイコブ、アラン・ブロードベントほか

From California With Love/
The SSJ All-Stars

\2500 (XQAM-1803)

原盤:SSJ-USA

新録音:2011年

未発表音源:1987・2002・2006年

2011年3月の東日本大新震災復興を支援するためのチャリティーCD。         オリジナル録音9曲と未発表音源4曲を収録。

>>購入する  



1.

Blue Skies 〜 On a Clear Day (Sue Raney)/ブルースカイ〜オン・ア・クリア・デイ            (スー・レイニー)>>試聴

2. Sweet and Lovely (Alan Broadbent)/スウィート・アンド・ラヴリー(アラン・ブロードベント)      >>試聴
3. Strike Up the Band (Johnny Holiday)/ストライク・アップ・ザ・バンド(ジョニー・ホリデイ)        >>試聴
4.

Skylark (Leslie Leweis)/スカイラーク(レスリー・ルイス)>>試聴

5. Here's to Life (Kurt Reichenbach)/ヒアズ・トゥ・ライフ(カート・ライケンバック)>>試聴
6. Sweet Happy Life (Diane Hubka)/オルフェのサンバ(ダイアン・ハブカ)>>試聴
7. Sukiyaki (Christian Jacob)/上を向いて歩こう(クリスチャン・ジェイコブ)>>試聴
8. Beautiful Love (Tierney Sutton)/ビューティフル・ラヴ/ティアニー・サットン>>試聴
9. We Can Work It Out (Jim Cox)/ウィー・キャン・ワーク・イット・アウト(ジム・コックス)>>試聴
10. Dream (Dick Noel)/ドリーム(ディック・ノエル)>>試聴
11.

I Feel a Song Comin' On (Chris Connor)/アイル・フィール・ア・ソング・カムン・オン           (クリス・コナー)>>試聴

12. The Wave (Frankie Randall)/ザ・ウェイヴ(フランキー・ランドール)>>試聴
13. You'll Never Walk Alone (Pinky Winters)/ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン(ピンキー・ウィンターズ)>>試聴
 


 2011年3月11日(金)に日本列島の東北部沖で発生したマグニチュード9の大地震とその直後に起こった災害にはわれわれアメリカ人も心を痛めている。
 本チャリティーCDはSSJから3枚のアルバムをリリースし日本ツアーも3回行っているダイアン・ハブカが発案したもので、彼女からこのアイディアを聞いた私は即座にプロデューサー役を買って出た。そして、SSJと縁のあるアーティストたちに電話をかけまくったが、幸いにも連絡のとれた全員が無償で協力を約束してくれた。さらにその中の一人カート・ライケンバックはパッケージ・デザインまでやってくれるという。カートは優れたシンガーであると同時に、きわめて優秀はグラフィック・デザイナーでもある。

 このアルバムに参加しているシンガーやミュージシャンは、クリス・コナーを除き、全員がSSJレーベルから作品を発表し、しかもカリフォルニア州に住んでいる。ジェームス・ボンド映画第二作目からヒントを得たアルバム・タイトル『カリフォルニアより愛をこめて』はここから来ている。
 アルバムには13トラックが収録されているが、故クリス・コナーの元マネージャーのローリー・マスカレル、それにジョニー・ホリデイとディック・ノエル、レスリー・ルイス本人からは未発表の既レコーディング曲の提供を受けた。クリス・コナーはSSJレーベルと関係したことはなかったし、カリフォルニアに住んでいたわけではないが、何度も日本へ行き日本を大変愛していたので、彼女の録音を収録することに不自然はないと判断した。

 他の7組についてはSSJがアメリカで録音するときのフランチャイズにしているロサンゼルス郊外チャツワースのアンブレラ・メディア・スタジオでオリジナル・レコーディングすることにした。アンブレラの共同パートナーであるアンディ・ウォーターマンもローレン・プライスも全面的に協力してくれることになった。
7組のアーティストのレコーディングを短期間にしかも効率よくセットすることは容易ではなかった。まず5人のシンガーとふたりの伴奏者という組み合わせのワン・デイ・セッションを組んだが実施直前に不可能となり、数日後の4月13日に仕切り直しセッションが行われた。参加したのは、3人のシンガーすなわちピンキー・ウィンターズ、スー・レイニー、カート・ライケンバックと、2人のピアニスト、ジム・コックスとアラン・ブロードベント、それにベースのトム・ウォリントンである。ジムはトムと共にピンキーとカートの伴奏、アランはスーの伴奏だけでなく、各々ソロによるレコーディングも行った。4月29日にはクリスチャン・ジェイコブのソロ、そしてティアニー・サットンとクリスチャンのデュオ・レコーディングが行われた。
 スケジュールが合わなかったダイアン・ハブカは自宅のスタジオに有名なウクレレ奏者のダン・ソーヤーとシュアなドラムスで定評のあるケンドール・ケを招いて、インティミトな雰囲気の中でボサノバ・ナンバーを吹き込んだ。そして5月19日に最後の一人フランキー・ランドールがようやくアンブレラ・メディアを訪れ自作の「ザ・ウェイヴ」を弾き語りで歌い、レコーディングが完成した。
 『カリフォルニアより愛をこめて』は日米で発売されるほかダウンロードでも購入することができる。
さらに、7月16日にはロスに隣接するスタジオ・シティーのレストラン&ナイトクラブのヴィテロズにおいて、このプロジェクトに参加した多くのシンガーやミュージシャンが集まってCD発売記念ライヴを行う予定である。
CDやダウンロードの売上収益金は日本赤十字社を通じて被災者の支援に役立てていただく。このCDをご購入いただいたあなたに感謝申し上げます。

@ブルー・スカイ〜オン・ア・クリア・デイ
前者は1926年のミュージカル『ベッツィ』のためにアーヴィング・バーリンが作詞作曲した大スタンダード。出版は1927年。後者は1965年にアラン・ジェイ・ラーナーが作詞、バートン・レインが作曲して、ブロードウェイ・ミュージカル『オン・ア・クリア・デイ・ユー・キャン・シー・フォーエヴァー』で紹介された。

スー・レイニー
人気・実力とも、現在最高の白人ジャズ・シンガーのひとり。1950年代中期にハリウッドでの活躍を開始して以来、17枚のアルバムを吹き込み、1970年代には『ディーン・マーティン・ショウ』、『ダニー・ケイ・ショウ』、『レッド・スケルトン・ショウ』、ジョニー・カーソンの『トゥナイト・ショウ』ほか、数えきれないほどのTVショウに出演するなど、多くの音楽ファンから支持されてきた。アメリカはもとより世界各地で歌い、日本にも5回来ている。人気コーラス・グループ、LAヴォイセズのリード・ヴォーカルとしてもつとに有名だ。
今年4月、SSJよりアラン・ブロードベント(p)とのデュオ・アルバム『リッスン・ヒア』(XQAM-1519)を発表して、大絶賛された。

Aスウィート・アンド・ラヴリー
1931年にガス・アーンハイムとハリー・トビアス、チャールズ・N・ダニエルズが共曲して、ドナルド・ノーヴィスのヴァーカルをフィーチャーしたG・ハーンハイム楽団の演奏で紹介された。

アラン・ブロードベント
ニュージーランドのオークランド生まれのジャズ・ピアニスト/アレンジャー/作曲者。本国でピアノと音楽理論を学んだあと1966年米ボストンのバークリー音楽院に入学。1970年代はクラシックも演奏していたが、1980年代からはジャズに専念し、ジャズ・シンガーの伴奏者としても高い評価を受けている。ウディ・ハーマン楽団、ダイアン・シューア(vo)、アイリーン・クラール(vo)、シーラ・ジョーダン(vo)、チャーリー・ヘイドン(b)、ウォーン・マーシュ(ts)、バド・シャンク(as)ほか多くのジャズ・ミュージシャン、シンガーたちと共演してきた。ナタリー・コールとシャーリー・ホーンのヴォーカル・アルバムのアレンジで2度グラミー賞を受賞している。
SSJからはスー・レイニーとのデュオ・アルバム『リッスン・ヒア』(XQAM-1519)が2011年4月にリリースされたばかり。

Bストライク・アップ・ザ・バンド
1927年にアイラ・ガーシュインが作詞、ジョージ・ガーシュインが作曲して、同名のミュージカルで紹介されたが、ブロードウェイではドロップされた。78歳とは思えないジョニーの力強い歌声には脱帽だ。なお、第二コーラス以降の歌はサックスの サム・モースト。

ジョニー・ホリデイ
1924年生まれ、シカゴ出身の白人ジャズ・ヴォーカリスト。11歳で歌い始め、1950年にカリフォルニアへ移住し、1955〜1960年にかけて4枚のすぐれたアルバムを発表したが、ロックンロールの波を受けて活動の場を狭められるも、ハリウッドのアニメーションの仕事やセルジオ・メンデスの音響・照明ディレクターとしてショウビズの世界に踏みとどまった。また、ラスヴェガスのトロピカーナ・ホテルのエンターテインメント部門の重職を担ったが、1990年代に歌の世界にカンバックして、このトラックでもジョニーを受けて渋りノドを聴かせるベテラン・リード奏者のサム・モーストと組んで高水準のアルバムを発表してきた。今も南カリフォルニアで健在。
2006年にSSJから1961年の幻の名盤『ブルー・ホリデイ』(XQAM-1014)が復刻され、話題をよんだ。

Cスカイラーク
1942年にジョニー・マーサーが作詞、ホーギー・カーマイケルが作曲して、レイ・エバールのヴォーカルをフィーチャーしたグレン・ミラー楽団のブルーバード盤がヒットした。

レスリー・ルイス
趣味のよい歌で定評のある黒人女性歌手レスリー・ルイスはこのレコードでも共演しているジェラード・ヘイゲン(p)とレギュラー・デォオを組んで南カリフォルニアをベースに、クリーヴランド・ジャズ・オーケストラとの全米ツアーほか、全米規模の活躍をしている。2008年にデビュー・アルバム『オブ・トゥー・マインズ』を発表し、2010年には『キーパー・オブ・フレイム』を発表して、さらに評価を高めた。
SSJからはデビュー・アルバムがボーナス・トラックを加えて『ネイチャー・ボーイ』(XQAM-1510)のタイトルにて発売中。

Dヒアズ・トゥ・ライフ
1984年にフィリス・モリナリーが作詞、アーティ・バトラーが作曲した。シナトラが歌うことを想定して作られたが、シナトラはレコーディングせず、シャーリー・ホーンのヴァーヴ盤で世に出た。ライケンバックはときとしてジャック・ジョーンズを彷彿とさせる見事な語り口で歌いきる。

カート・ライケンバック
アメリカにおけるボサノバ・ドラミングのパイオニア、ビル・ライケンバック・シニアの次男。兄にジャズ・トロンボーンの名手ビル・ジュニアがいる。カートは現代のスタンダード・シンガーとして多くの批評家から高い評価を得ており、そのひとりNYCベースの著名なレックス・リードは「目が眩むばかりの表現力。これほど衝撃的な歌手には最近めったにお目にかかれない」と、手放しの褒めよう。現在、ジャズ・サンバをテーマにアルバムを企画中。
SSJからは2007年にハリウッドのクラブでライヴ録音された『ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハード』(XQAM-1511)を発売中。今年11月に初来日の予定。

Eスウィート・ハッピー・ライフ(オルフェのサンバ)
聞き慣れない曲名だと思ったが、仏映画『黒いオルフェ』(1959)に使われた「オルフェのサンバ」だった。作曲はルイス・ボンファ、英詞はノーマン・ギンベル。

ダイアン・ハブカ
メリーランド出身、ハリウッド在住のジャズ・シンガー/ギタリスト。1999年にオランダのチャレンジ・レーベルから発表したデビュー作『ハヴント・ウィー・メット?』で一躍注目された。その澄んだ歌声としなやかな歌唱スタイルはまさに日本人好みで、2007年に『ザ・ルック・オブ・ラヴ』(SSJ XQAM-1504)が世界に先駆けて日本でリリーされると、わが国でもブレークし、以来3度の日本公演を果たしている。
SSJからは『ザ・ルック・オブ・ラヴ』のほかに、『ヌアージュ』(XQAM-1025)、2007年の東京公演を捉えた自身初のライヴ盤『アイ・ライク・イット・ヒア』(XQAM-1507)がリリースされている。

Fスキヤキ(上を向いて歩こう)
アメリカで一番有名な日本の楽曲のひとつ。永六輔が作詞、中村八大が作曲して坂本九が東芝音楽工業(当時)に吹き込んだ。そのレコードが1963年にアメリカでキャピトルからリリースされるとビルボード・チャートの3週連続首位を獲得した。

クリスチャン・ジェイコブ
1958年フランスのロレーヌで生まれた天才ピアニスト。4歳でクラシック・ピアノを始めたが、オスカー・ピーターソンを聞いてジャズに開眼し、パリ音楽院を首席で卒業後、バークリー音楽院でジャズを徹底的に学んだ。在学中に多くの賞を授かり、ジャズ専門誌の『ダウンビート』は学生トップ・アーティストに選出した。卒業後はバークリーで指導する立場になったが、1980年代後半バークリーの恩師でもあったゲイリー・バートン(vib)の勧めで演奏家の道を選び、さらにメイナード・ファーガソン楽団の編曲者/ピアニストに迎えられて知名度を高め、並行して自己のグループでの活動も開始した。シンガーのティアニー・サットンとの16年にわたる活動でも知られる。
SSJからは自費出版の『スタイン&マイン』(XQAM-1601)、『コントラディクションズ』(XQAM-1606)という2枚の名盤がリリースされたほか、2007年の自己トリオでの初来日を捉えた『クリスチャン・ジェイコブ・トリオ・ライヴ・イン・ジャパン』(XQAM-1506)でさらに評価を高めた。2011年8月にはもうひとりのSSJアーティスト、メロニー・アーヴァイン(vo)との全国ジョイント・ツアーが予定されている。

Gビューティフル・ラヴ
1931年にヘイヴン・ギレスピーが作詞、ヴィクター・ヤングがウェイン・キング、エグバート・ヴァン・アルスタインと作曲したナンバー。ティアニー独特の祈りのような解釈に心が揺すぶられる。

ティアニー・サットン
グラミー賞のジャズ・ヴォーカル部門で3度ノミネートされている人気シンガー。ウィスコンシン州に生まれ、バークリー音楽院で学んだ。クリスチャン・ジェイコブ(p)のトリオと16年活動を続けており、カーネギー・ホールやリンカーン・センター、ハリウッド・ボールほかでコンサートを開き、海外公演にも積極的だ。今年の3月に初来日を果たした。
SSJからリリースされたクリスチャン・ジェイコブのアルバム『スタイン&マイン』(XQAM-1601)に2曲ゲスト出演している。

Hウィー・キャン・ワーク・イット・アウト
1965年にジョン・レノンとポール・マッカートニーが共作し、ビートルズのキャピトル盤がビルボード・チャートの一位となった。

ジム・コックス
カリフォルニア州生まれのピアニスト。4歳でピアノを始めほとんど独学で習得し、ジャズからポピュラーまで幅広いレパートリーを誇っている。ここ30年はロス地区にスタジオを構えて経営にもあたり、同時にスタジオ・ミュージシャンとしてきわめて多忙な生活を送っている。ピアノ演奏/作曲/編曲活動は多岐にわたり、バーブラ・ストライザンド(vo)やクイーン・ラティファ(vo)、パティ・オースティン(vo)、モニカ・マンシーニ(vo)、アリソン・クラウス(vo)、リンゴ・スター(ds)、レナード・コーエン(vo, comp)、エルトン・ジョン(vo, p, comp)、アルトゥーロ・サンドヴァル(tp)、ウィリー・ネルソン(vo)、バート・バカラック(comp, cond)、クリス・ボッティ(tp)、B.Bキング(vo, g)らのレコーディングに参加し、映画やTV音楽の世界でも引く手あまただ。
2011年春にリリースされたピンキー・ウィンターズのボサノバ集『ウィンターズ・イン・サマー』(XQAM-1518)でピアノとアレンジを担当した。

Iドリーム
1944年にジョニー・マーサーが作詞作曲して映画『夢のひととき』(1945)に使われ、パイド・パイパーズのキャピトルがヒットした。1955年にはフレッド・アステア主演のミュージカル映画『足ながおじさん』に挿入された。
ディック・ノエル
深いバリトン・ヴォイスで魅了する白人バラード・シンガー。レイ・アンソニー楽団の専属歌手として注目され、1950年代の人気ラジオ・ショウ『ブレックファスト・クラブ』のレギュラー出演者となって、全米に名を知られるようになった。しかし、ほどなくして突然ファンの視界から消えてしまう。シカゴに落ち着いてコマーシャル音楽の世界に身を置いたからである。その結果、ディック・ノエルが歌っているとはわからずとも、彼の歌声は数多くのラジオ・コマーシャルを通して全米の家庭に届けられた。賛美歌のレコードを数多く吹き込んだが、ジャズに関しては唯一1978年に吹き込まれメル・トーメも絶賛したバラード・アルバムがあるのみ。
日本では、2006年にSSJからこの唯一のジャズ・アルバム『ア・タイム・フォー・ラヴ』(XQAM-1027)がリリースされ、断然脚光を浴びた。

Jアイ・フィール・ア・ソング・カミン・オン
1935年にドロシー・フィールズ、ジミー・マクヒュー、ジョージ・オッペンハイマーが共作して、ミュージカル映画『夜毎八時に』で歌われた。

クリス・コナー
1987年ニューヨーク州バッファローでのライヴ録音から。半世紀以上にわたって多くの賛辞と名誉に浴した、ジャズ・ヴォーカルの歴史に輝く名歌手。1927年にミズーリ州カンサス・シティで生まれ、クロード・ソーンヒル楽団、スタン・ケントン楽団を経て独立後、1953年にベツレヘム・レコードと契約して発表した3枚のアルバムで人気を確固たるものにした。続いて6年間にわたるアトランティック・レコード時代も多くの傑作アルバムやヒット曲を放ち、その後も息長く活躍した。日本には通算15回来ている。2009年逝去。

Kザ・ウェイヴ
フランキー・ランドールのよる自作曲のピアノ弾き語り。フランキーはジャズ・ピアノの名手でもあり、デビュー当時は弾き語りで注目された。

フランキー・ランドール
ニュージャージー州に生まれ、ナット・キング・コール・スタイルのピアノの弾き語りとしてプロ・デビューした。その後フランク・シナトラのスタイルにモデル・チェンジして全米規模の人気を博し、晩年のシナトラから後継者に指名されたほどの名歌手。
アトランティック・シティのバリーズ・ホテルのエンターテインメント部門の責任者としてブッキングに辣腕を揮っていた時期もあるが、ファンの要望に応えて1991年にステージにカンバックして、現在は同じくイタリア系のジュリアス・ラ・ローザ、ジェリー・ヴェイル、ディーナ・マーティン(ディーン・マーティンの娘)らと『ザッツ・イタリアン』というショウを全米規模で行うなど、多忙をきわめている。
SSJからは1960年代にRCAに吹き込まれた4枚の代表作がリリースされている。『シングズ&スイングズ』(YKCJ-308)、『フランキー・ランドール・ウェイ』(YKCJ-309),『ソー・イン・ラヴ』(XQAM-1028)、『アイ・リメンバー・ユー』(XQAM-1043)である。

Lユール・ネヴァー・ウォーク・アローン
締め括りは「あなたは独りではない。前をしっかり見据えて歩んで行きましょう」とじっくりと歌う人生の応援歌。オスカー・ハマースタイン2世が作詞、リチャード・ロジャースが作曲して、1945年のブロードウェイ・ミュージカル『回転木馬』のラスト・シーンで歌われた感動的なナンバー。

ピンキー・ウィンターズ
インディアナ州ミシガン生まれ。4歳のときからピアノを12年間習い、ローカル・バンドで歌とピアノを担当。20歳を過ぎてデンヴァーに移住し、歌で生活していくことを決意した。しばらくしてロスに移り、1954年に発表したデビュー・アルバム『ピンキー』が評判を呼んだ。その後アーゴにも吹き込んだが、結婚と子育てでキャリアを中断し、1980年代ようやくカンバックして、その後は名手ルー・リーヴィー(p)という音楽上・私生活上のよきパートナーを得て、歌手として成熟し、現在も第一線で活躍している。
SSJから『レイン・サムタイムズ』(YKCJ-305)、『いそしぎ』(YKCJ-307・廃盤)、『スピーク・ロウ』(XQAM-1010)、2006年の初来日を捉えたフランク・シナトラ集『ワールド・オン・ア・ストリング』(XQAM-1503)、デビュー作の復刻『ピンキー+12』(XQAM-1044)とコンスタントにアルバムをリリースしてきたが、今年春に新作のボサノバ集『ウィンターズ・イン・サマー』(XQAM-1518)を発表して新たな話題を提供し、6月にこの新作の発売を記念する3度目の日本ツアーを行って各地で歓迎を受けた。
                                                (2011.5.21. ビル・リード)

    

 
 

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